¡Hola! こんにちは。
息子がスペインでの大会出場&留学から帰ってきた時に良い意味でボロボロになって帰ってきました。
サッカーを始めた頃はとにかくボールを追いかけるだけのいわゆる「団子サッカー」をやっていたのに、年齢や経験を重ねるにつれてポゼッションサッカーを意識するまでに成長してきた息子。
そんな息子が日本に帰ってくるなり
スペインのサッカーはぶつかり合いが楽しい!
8歳の息子が空港からの帰り道で言っていたのが印象的でした。
スペインで開催された大会に出場
息子は当時U-8カテゴリになるのですが、スペインで行われた大会に出場してきました。海外には何度か行ったことがあったけど、親元を離れて独りで海外に行く事はもちろん初めての経験です。
その中で本人なりに良い刺激を受けたみたいで、送り出した側としては結果的に良かったと感じていますし、今となってはこの経験があったからこそ将来の目標が明確になった気がします。
日本では絶対に味わえない激しい戦い
スペインで開催された大会は日本のジュニアサッカー界では考えられないほどの激しいぶつかり合い、一歩間違えれば怪我するほどの接触プレーが当たり前だったようです。
相手選手はファウル紛いのスライディングはもちろんですし、手を使って押し倒される事や体と体がぶつかって吹っ飛ばされる事もあったりと、プレーの1つ1つに接触プレーが絶対にあるサッカーだと話してくれました。
渡西中はメールで連絡を取り合っていましたが、痛々しいアザや腫れあがった唇などの写真が毎日のように送られて来たので、写真を見ただけでも激しい戦いがあった事がよくわかりました。
やってきた環境は違えどサッカーには変わりない
園児の頃から日本でサッカーを習ってきましたが、スペインで味わうサッカーは日本のサッカーとは別物だと感じたみたいです。
試合中はボールも自由に扱わせてくれないほどの激しい接触プレーだったみたいですが、息子は面白い事にそれを『卑怯』だとか『ずるい』とか一切言わず、スペインでの大会を通じてこれが本来のサッカーなんだ!と、認識できたみたいです。
私も普段から海外サッカーを観ていますが、息子の話を聞いてからは特に激しいプレーに目が行くようになりました。
メッシのユニフォームがめっちゃ引っ張られてるじゃん!
でも、闘争心むき出しのプレーは観てる側も楽しいですし、熱が入っちゃうのも事実。
ラ・リーガなどの海外サッカーが魅力的に感じるのはこういったプレーがあるからなのかもしれませんね。
日本のサッカーは優しいキレイなサッカー
息子が帰国してからは、何かとスペインのサッカーと比較しちゃう事が多く、日本のジュニアチームやスクール練習が何処となくキレイなサッカーをやるよう指導しているように感じていました。
このキレイという言葉は、泥臭いサッカーや激しくぶつかり合うなど、スペインでは当たり前だった接触プレーを避けたサッカーをさせているという感じです。
練習から本気でやり合わない
息子のプレースタイルは、日本に帰ってきてから接触プレーを積極的にするようになり、練習であっても闘争心むき出しの海外サッカーっぽいプレーに変化しましたが、それだと日本のジュニアサッカー界では肩身が狭く、真剣にサッカーをしているつもりが、周りの親御さんからは良い顔をされない事もしばしば。
もちろんコーチからも当たりが強いと指導を受けたりもします。
怪我のリスクなども考えれば言っている事は最もだろうし、保護者からしてみれば見ていて安心できる部分もあるのだろうけど、練習から本気のプレーをしないで練習以上のプレーが試合ができるとは思えないと感じてしまう。
スペインのサッカーを知っていても同じ事ができない環境
スペインの大会出場や留学にちょっと行っただけでしょ?と、思われるかもしれないけど、それでもスペインのサッカーを経験した息子に日本で同じようなサッカーをやらせてあげたい。
だけど、日本は日本のサッカー、スペインはスペインのサッカーって枠みないたものを感じてしまうし、同じスポーツなのに同じ事が許されない環境がどこかあるように感じ始めました。
それならと、サッカー環境を変えてみたりもしましたが、結局はどこに行っても同じような感じになってしまって、やりたいサッカーができそうにない状況に陥りました。
やはり日本には日本のサッカー文化があるので、日本人の感覚からずれたサッカーは簡単には受け入れてもらえない気がします。
やりたいサッカーをやり続けるために
接触プレーが当たり前のサッカーができないなら、その環境に合わせるってやり方もあるのかもしれないけど、当の本人は周りやコーチから何と言われようと自分のプレースタイルを変える気はないらしいです。
息子からしてみれば、スペインで学んだサッカーをやりたい!けれど、日本ではやりたいサッカーをやれば注意を受ける。サッカーをやるってだけなのに難しいですよね。
やりずらくなってしまった環境だけれど、キレイなサッカーじゃ世界で戦って行けない事を知ってしまったら信念を持って頑張るしかないです。
それではまた! Hasta luego〜
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