戸籍謄本にアポスティーユ認証証明を付ける

戸籍謄本にアポスティーユ認証証明を付ける

¡Hola! こんにちは。

子供と一緒にスペインに留学する場合、日本にあるスペイン大使館へ学生ビザを申請する際に必要な書類のひとつに戸籍謄本があります。家族関係を証明する為に必要になります。

この戸籍謄本には、アポスティーユ認証証明を付けなければいけません。

Rose
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アポスティーユってなんだろう??

アポスティーユとは

外国に提出する書類に「アポスティーユを付けて」と指定される事があります。

そもそもアポスティーユって何だろう?普段の生活ではなかなか聞くことのない単語ですよね。

アポスティーユとは、ハーグ国際私法会議で締結された外国公文書の認証を不要とする条約が定めているもので、駐日領事による認証の代わり公文書に外務省、公証人役場等が実施する付箋による証明の事。

ただし、提出国はバーグ条約締約国のみです。

難しい言葉ですが、要は、提出する戸籍謄本にアポスティーユが付くと、日本にある大使館・(総)領事館の領事認証があるものと同等のものとして、提出国先で使用できますよ、という事になります。

Rose
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外務省が認めていて信頼度のある、ちゃんとした書類ですよ〜って証明になるものです!

スペイン学生ビザの申請で大使館に提出する為であれば、スペイン語に翻訳する必要はありませんが、何らかの別の手続きで提出先から、戸籍謄本のスペイン語翻訳を求められることがあります。その場合は、自分自身では中々できるものではないので、留学などを扱っている翻訳専門の行政書士などにお願いする事をお勧めします。

アポスティーユの取得方法

まずは、戸籍謄本を本籍地の市区町村役場で取得します。(発行より3ヶ月以内のもの

市区町村役場は基本的に平日しか取得ができませんので、時間が取れない場合や本籍地が遠い場合は、郵送でも請求する事ができます。

申請方法・必要書類

アポスティーユの申請は一般的に外務省で行います。

外務省で申請するアポスティーユは申請費用が一切かかりませんが、返信用封筒に必要な切手などは自己負担になります。

申請方法は窓口と郵便と2つの方法がありますが、現在(2021年2月)はコロナウイルスの影響で窓口申請は一時停止しています。

○窓口での申請に必要なもの

  • 証明が必要な公文書(戸籍謄本など)
  • 申請書
  • 身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
  • 委任状(代理人による申請のみ)
  • レターパックなどの返送用封筒(返送先を記入して)

 

郵送での申請に必要なもの(同封します)

  • 証明が必要な公文書(戸籍謄本など)
  • 申請書
  • 委任状(代理人による申請のみ)
  • 返送先を記入した封筒(切手貼付)、レターパックなど

 

外務本省(東京)の住所

〒100−8919 東京都千代田区霞が関2−2−1 外務省南庁舎1階

外務省 領事局領事サービスセンター 証明班

大阪分室の住所

〒540−0008 大阪府大阪市中央区大手前4−1−76 大阪合同庁舎第4号館4階

外務省 大阪分室証明班

必要書類を確認し、申請します。現在は郵送のみの手続きだったので、どの位かかるか心配でしたが、私の場合、東京の外務本省に郵送し、4営業日目に自宅郵便ポストに返送されていました。

Rose
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思っていたより早いかも!

アポスティーユ認証証明がついた公文書はこんなかんじです。英文で書かれていてなんだかかっこいい〜!

アポスティーユ認証をした戸籍謄本

 

外国に提出する書類集めと手続きは大変ですが、1つ1つこなしていくしかないです!皆様の参考になれば嬉しいです。

それではまた! Hasta luego〜

 

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